能公演はもちろん、発表会、舞踊、演劇、朗読、撮影(CM・映画・ドラマ・ファッションカタログ・ビデオなど)、クラシックコンサートなど様々な分野の方々にご利用頂いております。
ー貸し舞台・貨し劇場・レンタルホール・貸し稽古場ー
能楽以外の分野の方も皆様の舞台芸術をこの神聖な能舞台空間で体感・融合・創造発展させてみてはいかがでしょうか?
特に梅若能楽学院会館の能舞台で特徴的なことは他の能楽堂ではみられない自然光が舞台に直接入るため昼間公演では自然の光がかもし出す陰影を楽しめます。
例えばある舞台では開演後、昼過ぎの明るい日差しが入ってましたが、時間の経過とともに徐々に西日になり、物語の流れと同じく何か物寂しいやさしい光になりました。まさに舞台が自然とともに創り上げられているのを目の当りにしました。出演者、観客、舞台裏スタッフもこの自然のすばらしさにため息を付き、自然のおよびなき美しさと創造力に畏敬の念と感謝の気持ちで満たされました。
もちろんカーテンを閉め、光をさえぎることもできます!
舞台への出入り口2箇所。ひとつは、上手にある小さな「切戸口(きりとぐち)」と呼ばれる板戸。
そしてもうひとつは下手で、舞台橋掛かりからの突き当たりの「揚幕(あげまく)」と呼ばれる幕となります。能役者が面をつけ装束を調えたりする「鏡の間」から幕より出ての「橋掛り」は登場人物の通路や舞台の延長として使われる能舞台特有の演技空間。
例えば、ここを歩むことで長い旅の行程を表したり、神・霊・鬼神などが異次元からこちら側の世界へ渡る象徴的時空間といった意味もあります。
橋掛りに沿って植えられている松は、一の松・二の松・三の松でその順に小さな松になっていて、遠近感を出しています。
総計338席
*能舞台の床面は、摺り足による歩みや舞の演技に適するように、滑らかに削った檜の厚板を用いて弾力をもたせて作られています。ですので舞台の上は白足袋に限ります。→舞台演出上足袋が不都合なときは、舞台の上にきれいなリノリウムなどをひいて頂いております。
*舞台には大道具・小道具類を置かない→舞台を痛めるような重いものは不可ですが、軽いものなら養生をして置く事は可能です。
上記の他、能舞台利用に関しての詳細・料金・時間帯などは直接お問い合わせ、お電話ください。
稽古・撮影などで、梅若能楽学院会館楽屋のみの利用も可能です。(公演などは除く)詳細はお問い合わせ下さい。
和室+敷き舞台
(和室と敷き舞台は区切ることもできます。)
和室 大
和室 小(装束の間)
和室+敷き舞台ー(開閉自由な鏡があります。)
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